医学社会学
Medical Sociology医学社会学は、医学という知的領域が実生活領域に及ぼす影響を社会学の分野として研究する目的があります。
この医学社会学序論は個人と他の諸個人が織りなす社会的関係を、医学と社会的諸関係の哲学的考察を交えた社会分析によって記述したものです。
このページは本編の改訂する作業の進展に伴い、その一部を公開します。また、画像なども追加してあります。
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所感
緊急事態宣言について
諸個人は、自粛要請に従っている者と感染を恐れて自発的に自粛している者に峻別される。
初期の対応が遅れた事態は、医療体制の構築よりも東京オリンピック延期決定を優先した可能性があると考察する。
新型インフルエンザの教訓は生かされず、結果として新型コロナウィルス感染の危険性を拡大させた側面がある。
→新型インフルエンザに言及した拙著サイトを紹介する。
→ウィルス感染予防に言及した拙著サイトを紹介する。
→ウィルスについて言及した拙著サイトを紹介する。
リンク
→断層変位地形
→変位地形資料編
注意事項
医療機関名や大学名及び住所そして電話番号等は調査時点のものです。
ご了承ください。
緯度と経度は再調査の為の資料であり、必ずしも正確な位置を示してはいません。
尚、本編は学術研究者を除いて一般公開しておりません。
このページは学術論文として書かれたものです。
この事を了解された上でWWWのリンクを張ることは自由です。
目次
§1-0、
はじめに
§１-１、緒論
1. 医学社会学の定義
2. 医学社会学の課題
3. 医学社会学研究の意義
4. 研究の方法
5. 医学の社会的条件
6. 生と死と医学
7. 社会学概念の特徴
8. 問題意識と価値判断
9. 医療情報の処理と価値判断排除
10. 情報学の在り方
11. 実生活構造概念と 意識構造概念
12. 現象である情報
13. 脳死と心臓死
14. 医学社会学と社会医学
15. 医学研究テーマの決定過程と方法
§１ー２、分析の手法
1. 社会分析の方法と本書
2. 本書の手法と動機
3. この分析方法による概要
§１ー３、医学と医療
1. 医学
2. 医療
3. 医学と医療の関係
4. 医学と医療の関係における問題
§１ー４、生活環境と個人
1. 現地踏査とその方法
2. 事前調査としてのアンケート
3. アンケート結果と問題点
4. アンケート結果の問題点とその分析
5. アンケート対象自身の抱える問題点
§１ー５、自然と個人
1. ひとと自然環境
2. 都市東京を考察する積極的意味について
3. 都市東京の疑似共同体
4. 地理的条件による意識形成に関する調査とエリア区分
§２ー１ 医療構造
1. 医療保障制度の課題
2. 東京都の保健医療計画
3. 東京都衛生局の事業計画
4. 医学研究の変容
5. 総合病院の外来率と患者の動機
§２ー２、医療保障制度
1. 医療費と受診行為の関係
2. 医事関連法と診療
3. 医療費の負担と医療制度
4. 診療過程と医療保障制度
5. 診療報酬制度の諸問題
6. 現代医学への信仰
§２ー３、病院
1. 総合病院の選択
2. 病院経営と目的
3. 院内感染対策と経営
4. 病院経営の実態分析
5. 感染症対策経営と各医療機関
6. 専門的医療機関と問題点
7. 老人保健施設
§２ー４、入院治療と在宅治療
1. 医療と家族関係
2. 社会理解のための諸概念
3. 医療と村落構造
4. 医療と都市構造
5. 都市東京と在宅治療
6. 都市東京と在宅治療への要望度
§２ー５、看護師
1. 医療環境と看護師
2. 看護概論の考察
3. 看護診断学の必要性
§２ー６、個人の社会経済的環境
1. 生物医学的知識の表出と社会関係の表層
2. 現代日本の生産と消費そして流通構造
3. 官僚主義と法
4. 経済構造における金融構造の先導制
5. 金融構造と法
6. 金融政策とその背景
7. 経済構造に於ける医療工学機器と検査施設そして医療施設の位置
§２ー７、個人と医療環境
1. 実生活構造としての医療
2. 総合病院と地域社会
3. 医療と交通
4. アンケート結果に見る平均的家族状況
5. 個人と医療環境
6. 医療総論
§３ー１、薬理学と社会
1. 薬と社会
2. 薬理学と社会
3. 患者と薬物の治験そして医療関係者の対話
§３ー2、医学と社会
1. 現代医学と科学信仰
2. 医学信仰を打破する為の諸課題
3. 医学と社会
2015
ハシビロコウ
2017
小石川後楽園
チョウゲンボウ
