GPS
N35°46’46”7
E139°39’49”3

104-2

1991



2003





1991

エリア
104

住居
板橋区高島平2丁目

付近の駅
三田線
高島平

出身地


性別


年齢
40

家族構成
大人2人
子供0人

居住


付近の家並
鉄骨筋建共同住宅

付近の河川
前谷津川
新河岸川
荒川

付近の総合病院
帝京大学医学部附属病院
板橋中央総合病院 板橋区医師会病院


居住環境

この団地は公団高島平団地である。
1971年頃から入居が始まっている。

かつての剥き出しだった関東ローム層は桜並木に変貌している。
そして、前谷津川が団地を横切っている。

この地域は丘陵地を切り崩してその土で近隣の溜池や蓮田の沼の埋め立てた。
当初、蓮沼付近は破傷風菌の被害も心配された。

此所は人口的に広大な宅地造成をして高層住宅を建築した街である。
1960~1970年代の住宅政策を象徴しているような区域である。
いずれ、巨大なスラム化が予想される場所である。

こうした予測される事態を回避する為に自治会や管理組合づくりが行われている。
しかし、その前途は困難が予想される。

その理由として次の事を挙げておきたい。
建物の老朽化による居住環境自体の悪化である。
つぎに住人の間の所得格差の増大である。

この結果として、建物の改修や保全を行ってゆく管理財源の悪化である。
それと連動した入居者交代という事態の加速化である。

1990年現在、板橋区高島平主張所管内の町会や自治会は21を数える。
この地域については年密な社会学的調査を要すると考える。
残念ながら時間的な問題もあり、調査は後の機会に譲りたい。

医療環境

家族構成は本人と妻であると推定される。
彼は目前の生活を大事にしていると推定される。
その実生活は堅実である。
彼の妻が長期入院する事態が生じた場合、彼の実生活の変化は少ないと推定される。

2008

医療制度の変遷と共にこの地区の医療機関の変化もあった。
果して良好な環境に変化したのだろうか。

東京都資料による行政区による分類を参考にする。
板橋区の病院と診療所の医療機関数は次の通りである。
1991年は病院数が41、診療所数が18、合計で59である。
2001年は病院数が40、診療所数が11、合計で51である。
2005年は病院数が39、診療所数が8、合計で47である。

ここでは診療科の内容や担当医師数などの分析による結論を拙速に述べない。
地理的条件だけを問題にすると、近隣の医療機関が減少した事実が残る。

下記に一般的な分析視点を述べるに止める。
まず、人口、人口階梯構成比、診療科数、担当医師及び担当医療関係者の数を比較検討する必要がある。
次に、地理的条件を要素に加えた分析をする必要がある。
そして、住民の対面調査をする事が最も重要である。

厚生労働省と東京都は周産期医療センターとなった都立墨東病院の対応に対する調査をするようである。
又、周産期医療制度の機能の充実について再検査をするとしている。


医師不足を原因のひとつとした総合病院の閉鎖とその後について例示したい。

救急告示病院の長野赤十字上山田病院は、医師を初めとする医療関係者の人材不足を契機に長野赤十字病院附属上山田診療所となった。
現在は呼吸器内科,消化器内科,整形外科,内科, リハビリテーション科の外来診療を行っている。



医療機器の充実は大前提である。
それを扱う人材の充実は同時に行うべきである。
都立墨東病院は東京都指定二次救急医療機関の体制が完備していなかったのだろう。



9月11から13日の連休中に関連サイトの水路の形成関係の踏査を行う予定であったが、ナビの故障で断念した。
今回は副次的に円墳跡のような地形も調査する予定であった。
例えば、東京都大田区の本門寺も巨大な外豪古墳と疑っているのだが。

ついでに変位地形と水路そして活断層の関係についての述べておく。

有名な活断層については産業技術総合研究所や活断層研究センター資料を参考に使っている。

その先は、既に別な個所で述べているが、そこからの外延を探す事をしている。
大きな活断層の動きによって生じたひびである。
この皹は数cmであっても建築物や構築物に与える影響が大きい。
水はこのひびに沿って流れる事も多い。

ひびは変位地形に沿う事もある。
扇状地では流れを決定する事もある。

家並や街並の形成はこの水路を挟んで形成される事が多い。
家並や街並の形成は水たまりである池を避けて形成される事が多い。
家並や街並の形成は湿地や崖地を避ける事が多かった。
湿地や崖地には常緑樹や竹を植える事が多かった。

現在、かつての入会地であった湿地は土壌改良され公共施設が多く建てられている。
崖地は造成され住宅地となっている場所も多い。

都市部の不自然な家並や街並は航空写真で一目瞭然である。
そこから歴史的文化的要因を除く。
例えば、川越市にみられる防塞を目的とした鍵状の家並等である。
次いで、活断層から辿っていった地表や建造物壁面の調査である。

注目すべきはコンクリートで覆われたひび割れである。
山間部では水路や鉱山現場となっている。

原則として、専門家の調査を経ていない皹の公表を避けている。
危険を伴う可能性のある、緊急な改善を要するであろう個所は公共施設に限り公表している。