N35°42’37”2
E139°43’29”3
064-1
1991

2003

1991
エリア
064
住居
文京区目白台1丁目
付近の駅
有楽町線
護国寺
丸ノ内線
茗荷谷
都営バス
白61
学05
日本女子大
都022
護国寺
出身地
略
性別
男
年齢
40代
家族構成
大人3人
子供0人
居住
略
付近の家並
木造切妻造
木造入母屋造
木造寄棟造
木造方形造
付近の河川
神田川
付近の総合病院
東京厚生年金病院
居住環境
この付近は新中間階級の人々が多く住んでいる。
その証左として、中級程度の建物が落ち着いた風情を見せている。
関口台の上に位置する居住地域を抜けると急坂があり、そこを下って行くと左手に新江戸川公園がある。
更に坂を下り切ると公園の外れに至り、コンクリートに護岸された神田川の流れに出会う。
その場所は豊島区高田の外れでもあり、行政区に区分けされた結果の合流点でもある。
また、川の流れによって形成された一つの街でもある。
都心に住む新中間階級が集まり住んでいる事と塀によって囲まれた屋敷林により緑が濃い状態で保存されている。
これらがこの地域を特徴づけ、落ち着いた佇いを醸している。
今回のアンケートによると新中間階級の自己意識は小市民的個人主義を特徴としているように思われる。
アンケートの解答者は都内の区部に居住し、近郊都市に比べて高い物価と低い所得水準により、ゆとりのない生活状態に置かれているのが現状である。
これは新中間階級の自己意識としての思想とおかれている現実との解離である。
従って、現実の生活でゆとりをもっている新中間階級としての思想的な高揚が保てない。
中間階級のゆとりからは程遠い汲々とした意識に変化している。
塀に囲まれた庭付き車庫付きの住宅取得を夢に見て企業に忠誠を誓う企業主義者となるか、年金生活を夢見て階層を這いあがる小官僚へと変容するのである。
階級という概念を支配関係との関連において厳密な規定性をもって使用するならば、新中間階級は新中間階層と規定すべきである。
何故ならば、こうした小市民的個人主義の思想が市民社会という形で開花したのは中世ヨーロッパにおける資本家階級の台頭で歴史的終焉をしているからである。
新中間階層の内で独自の階級を形成しうる可能性が存在するのは古代からの支配関係に内在している官僚主義の具現者としての官僚層である。
この事は古代において崩壊したかに見える官僚主義経済国家の法支配による正統支配として理論化する事が可能である。
また、新中間層の内で独自の階級を形成しうる可能性が存在するのはこうした官僚主義国家の基盤において経済的制約から自由となった専門家集団であろう。
医療環境
総合病院は机上で日常歩行範囲2キロメートル以内に幾つか在る。
しかし、交通手段や急坂の上り下り等の利便性に問題があり事実上不便である事から除外した。
家族構成は親と本人そして妻であると推定される。
彼は医学的知識及び一般教養共に豊富である。
思想はリベラルで実生活も堅実である。
彼の妻が長期入院する事態が発生した場合、彼は実生活において殆ど影響を受けないと推定される。
2008
変位地形と水路の調査が本格化してサイト更新が遅れ気味となってきた。
福田内閣の改造も終わり、新方針が提示されようとしている。
医療構造と経済構造の改革はなされるのだろうか。
派遣法の廃止と全国一律の最低賃金保証制度がなければ、実体経済における最終消費を基軸とした経済構造の改変は望めない。