

付近の駅
1991
常磐線
亀有
千代田線
常磐線
綾瀬
2006
常磐線
亀有
千代田線
常磐線
綾瀬
出身地
略
性別
女
年齢
40代
家族構成
大人2人
子供0人
居住
略
付近の家並
1991
木造2階建
鉄筋建雑居ビル
2001
木造プレハブ建
鉄筋建木造プレハブ建
鉄筋建
付近の河川
綾瀬川
葛西用水
中川
1991
付近の総合病院
尾竹橋病院
2005
付近の病院
下井病院
綾瀬病院
井出病院
井口病院
内田病院
愛里病院
東和病院
等潤病院
綾瀬民衆病院
綾瀬循環器病院
住居
足立区東和4丁目
GPS
N35°48′03″
E139°50′48″
居住環境
1991
かつて、この辺りは近郊農業地域であった。
用水路は暗渠となり、車も通る事なく都市計画の片鱗も見られない。
むしろ、その事が殺伐としたこのエリアに一陣の涼風をもたらすことになった。
行政の貧困を自然がかろうじて救っているのである。
かつての川の手に見られた路地裏の効用がここに生き残っている感じである。
しかし子供の姿が全く見られないのが残念である。
多分、子供によって伝承される地域文化は塾や水泳教室そしてピアノやバイオリン等の稽古事に通う事へと変容しているのであろう。
塾は現象としてだけでなく実体として、貧困な哲学や思想として文化を形成している。
それは皮相な文化を形成し始めている。
その皮がむけて何が現れるのであろうか、実は楽しみに思っている。
2006
15年の歳月が流れ、この団地付近は世代交代の時期に入っている。
木陰で休む老人の姿を散見するが、駐車している車が多くなった。
休日のドライブに出かけるためと思われる。
何かを求め、何を求めてドライブに行くのか。
休日ドライブの文化が現れたことだけは確信できた。
医療環境
1991
家族の一員が尾竹橋病院入院した場合を想定しよう。
彼女の勤務地を考慮した場合、千代田線町屋駅を利用して亀有駅に出る事によって日常生活に重大な支障は生じないであろう。
この付近は住宅が密集しておりよほど遅い時間帯でない限り危険は少ない。
彼女が病院を訪問して帰宅する時間さえ調整できればそうした危険は少ないと考える。
彼女は医学的知識も高く医師との対話を望んでおり、家族の治療に対しても納得のゆく説明を病院に要求するであろう。
患者や家族の思いに応える病院や医師は診察時間が数分しか取れない医療体制の壁に突き当たる事になる。
問診とは異なる診療方針の患者や家族への説明や協議は医療保険の支払対象とはならないからである。
2006
総合病院という枠にとらわれなく選択すると、付近の医療機関も増えた。
病院や医師の説明責任も求められるようになり、診療環境は格段に良くなったと思われる。
残る課題は実情にあった診療報酬の充実である。
また、施設の改修工事を伴う医療機関の利用上の利便性である。
オートドアの設置や洗面所の自動水栓化は院内感染を防止する重要な一助となるであろう。