N35°44'21.8”
E139°47’00.9”
013-1
1991

2003

1991
エリア
013
住居
荒川区荒川6丁目
付近の駅
京成線
都電
町屋駅
草63
草64
荒川4丁目
出身地
略
性別
女
年齢
50代
家族構成
大人5人
子供0人
居住
略
付近の家並
鉄筋建併用住宅
木造建切妻造
付近の河川
隅田川
付近の総合病院
東京女子医科大学第2病院
居住環境
町屋駅付近は千代田線の開通以来急速に様相を変えて、ビルの立ち並ぶ街となった。
だが、一歩ビルの裏に回ると依然として古い家並が続き下町の雰囲気を残している。
また、花柳界も残っており、三味線の音もときおり聞こえている。
かつては神田や銀座地域を中心に南部に位置する品川宿の辺りも舟遊びの人々で賑わっていた。
業務地域と周辺の歓楽街という構造で都市の型と人心の在り方を同時に形成していたようである。
この頃の都市東京が同心円的に変化していった証拠ともいえるのだろう。
この街は急速にベッドタウン化しているが、街全体は必ずしも変容しているわけではない。
既存の家屋に二世帯が同居したり、老人所帯が増加しているのである。
その理由は社会的階層とその所得状況などから総合的に判断して、増改築や建て替えをする経済的余裕が無い事に原因があると推定される。
医療環境
58歳になる彼女は老親と成人した子供に囲まれて生活していると思われる。
医療に対する関心は特に高い方ではないが、全面的に医者まかせにするという姿勢ではない。
こうした家族構成の場合、家族の一人が入院した時の彼女の日常生活は病院訪問という事態の発生を除けば、ほとんど変動しないであろう。
彼女の住居から総合病院への交通手段は都電荒川線や都バスを利用する。
この付近は夜遅くまで人通りはあるが、比較的小さな商店が多い事から9時を過ぎると人通りも少なくなり閑散とする。
比較的に交通の便も良い事から彼女が病院を訪問して帰宅する事は可能である。
2008
今年の5月連休も半ばを過ぎようとしている。
連休帰りの車は高いガソリンを入れざるを得ず、給与所得をはじめとする賃金の低下は一般大衆の閉塞感を加速させるだろう。
実生活構造とりわけ流通構造に於ける燃料費の増加はあらゆる物価の上昇を生起させる。
原油の高騰の主な原因は金融構造による支配である。
金融市場に於ける、原油に対する投資の国際的コントロールが必要である。
実生活構造のひとつである医療構造、そこに於ける診療行為は一般大衆の生活費ひっ迫化の影響から減少を余儀なくされる可能性を秘めている。