GPS
N35°38'35.1”
E139°49’41.4”

046-1

経年比較の基本的な類型化のについて、この部分の作業は前項までにしておきたい。
主な理由は高齢化に拠る視力の衰えである。

今後の予定は医学社会学の本論執筆に取りかかりたい。
完成次第、公表する予定である。

尚、体力の続く限り、都市断層と常民の生活そして医療施設についての現地踏査は継続する。
日本の主要都市の文化的影響を併せ考察した内容となる予定である。
これは現地踏査ごとに公表する予定である。

1991



2002



1991

エリア
046

住居
江東区夢の島

付近の駅
京葉線
有楽町線
新木場

夢01
木11甲
海02
新木場

出身地


性別


年齢
20

家族構成
大人2人
子供0人

居住


付近の家並
鉄筋建共同住宅
鉄骨筋建

付近の河川
砂川運河
曙運河
荒川
貯木場

付近の総合病院
日常歩行範囲2KM以内の総合病院


居住環境
かつて廃棄物処分場として、蝿の集団発生などで都民の耳目を集めた埋立地は公園の緑に覆われている。

こうした廃棄物処分場や埋立地は廃棄物処理場として魚影の豊かな東京湾を蚕食をしている。
しかし、廃棄物の処理をどうするのかという問題を抜きに安易な感慨を述べることはできない状況になっている。

夢の島交差点は明治通りと湾岸通りの交差点として激しい交通量がある。
そのために環状七号道路の沿道と変わらない劣悪な環境となっている。
しかも平日の昼間などは後楽客も少ない為に過ぎゆく砂塵と排気ガスに独りさらされて荒野の真っ只中に立っているような感じさえ覚える場所である。

こうした廃棄物処理場跡地の多くは同じ様な状況が生じている。
そこは車ばかりが走っており何処でも人の姿がないのである。

人口的な町造りをする場合に必要な事はそこに住む人々にとって何が必要であるのかを理解しなければならない事である。
人が居住する地域の環境整備は迅速におこなう必要があり、特に子供たちの発育上で重要な施設の整備を基本的にしなければならない。

医療環境
交通の便を考慮した最寄りの総合病院は有楽町線新木場駅から新富町下車で行く聖路加国際病院である。

家族構成は夫婦2人である。

彼と妻は夕食材の買い物等、の家事を分担している様子が窺える。

彼は比較的に医学的知識を持っている。

思想的には保守的であるが、様々な問題に若者らしい関心を抱いている事が推定される。
彼の妻が長期入院する事態が発生した場合、彼の通勤経路に変動がない限りは彼の実生活上の変化は少ないと推察される。

2008

2002の調査から既に6年の歳月が過ぎた。1991年からでは17年経っている。
周辺の環境は激変したが、医療環境についてみるとほとんど変化していない。

住環境の変化に伴う実生活補助環境は著しく遅れている。

撮影場所は明治通り自動車専用の湾岸道の交差点である。
走っている車の型式は変わったが、交差点付近の様子は湾岸道路が出来た以外殆ど変化が無い。

車種の違いから窺えるのはその先の湾岸開発があるという事である。
この結果は、2003年時点で既に出ている。