009-2






付近の駅
1991
常磐線
千代田線
京成金町線
金町

2006
常磐線
千代田線
京成金町線
金町
亀有
京成バス
62
中央公園
東武バスセントラル
26
23
葛飾車庫

出身地 


性別


年齢
30代

家族構成 
大人4人
子供3人

居住


1991
付近の家並
鉄骨筋中層階建
木造寄せ棟造
木造切り妻造

2002
付近の家並
鉄骨筋中層階建
木造寄せ棟造
木造切り妻造
木造プレハブ2階建

付近の河川
中川
大場川

1991
付近の総合病院
日常歩行範囲2KM以内
総合病院


2005
付近の病院
亀有病院
東部地域病院
金町中央病院
高山整形外科病院
嬉泉病院
第一病院
葛飾橋病院
江戸川病院高砂分院s
亀有中央病院

住居
旧 葛飾区南水元町
葛飾区南水元3丁目

GPS
N35°46′20″
E139°51′58″

居住環境

1991
 団地、建売住宅、注文建築住宅が区画ごとにまとまっている。他の地域と比較すると、高島平地域に特徴的に見られるような新規の土地開発地域の特徴を有している。
 水元町の北、大場川をはさんで、対岸は埼玉県である。
 水元町の東は水元公園がある。休日には釣りをする人の姿を見る事もできる。
 公園は庭園形式によく見られるような、丘や谷といった景色の変化は無く極めて平坦である。緑の木々でカバーできない程に殺風景である。
 この事はかつて田畑が広がっていた足立区の土地の平坦さ故である。  主観的に、究極の自然の美は山の織りなす光と影の動きと谷間に漂う静けさに尽きると信じている。
 足立区の地にある自然の美は取り戻せるのか。
 かつてここは花の産地であり畑と用水路に恵まれた自然の恵み豊かな田園風景が広がっていた。
 花畑が空き地となりごみ捨て場となっていった現状を変える事である。
 その為に、地主に法的義務として、空き地には花の種を蒔き苗を植え、四季を通じて花を咲かさせることである。

2002
 かつて空き地であった所は木々が生い茂り下草も生えていた。ここでの2度目の踏査は8月に行った。しかし、花の時期が過ぎていたのか、花畑を見つけつことはできなかった。
 かつての空き地は小規模再開発といわれる建て売り住宅と中層共同住宅が建ち並んでいた。

2007
 2007年の1月も終わろうとしている。日本における勤労者の多くは生計費の低下により消費生活の縮小を余儀なくされている。このことが街の活性化を妨げている。
 生活費の格付け差別はいっそう進められており、このことにより高年者の年金生活に暗い陰を投げている。
 国会の論戦は行われている。選挙の行方でこうした生活の変化も余儀なくされる。あらためて、政治と街の変化の深い関わりが思われる。

医療環境
1991
 近隣の区域で最も近い総合病院は尾竹橋病院である。
 葛飾区内では東京慈恵会医科大学附属青戸病院がある。
 家族構成等から推定すると、彼女は老人所帯と同居し、子供はまだ幼年期のようである。
 家事は大人を中心に分担しており、彼女は夕食材等の買い物からは解放されているようである。
 家族の一員が入院するという事態に直面した時、総合病院として、尾竹橋病院若しくは東京慈恵会医科大学附属青戸病院の何れかの場合が考えられる。
 その決定に至る過程で考慮される要因は次の通りである。
 先ず、誰が入院したのかである。子供の場合は大人4人が看護出来る条件にあり深刻な問題は生じない。
 次に、夫の父が入院した場合はその妻である夫の母が健勝であるならば、彼女やその夫にとって増加する家事は食材の購入位である。
 更に、夫の母が入院した時は彼女の負担は極めて大きくなる。
 夕食の食材購入は勿論の事、患者が健康であった時の家事全般が彼女に降りかかってくる事は容易に推測される事である。
 その理由として家事の大半を夫の母が掌握している事から、家政の中心理念は家父長的支配であると推定されるからである。
 最後に、夫が入院した場合は経済的不安が彼女を襲う。
 夫の母が家事の幾分かを放棄する事も充分に考えられる事から、彼女は精神的負担と共に物理的負担が増すものと推定される。
 また、夫の両親の何れかが総合病院に入院した場合、夫若しくは妻の勤め先によって通勤経路が決定要因となる。
 病人の身の回りの細々としたものを補充したり交換したりする必要があるが、勤務先の所在が病院選択の重要な決定条件なる。
 この付近は表通りは比較的に人通りも多いが、一歩裏通りに入ると人気も疎らであり、特に公園付近の夜は危険でさえある。
 彼女が病院を訪問して帰宅するのは人通りの多い時間帯にするか、タクシーを利用する事になろう。

2002
 交通の便を見ると、相変わらずバスの路線が増えたようには思えない。本数や発着場の変化は見られた。
 駅前を別として、街の景観が大きく変化したわけではないことから、このような結果となったのだろう。
 病院の選択肢は増えたが、やはり駅付近に集中しており医療環境が大きく変化はしていない。

2007
 医療保険法が変わり、 平成十八年三月の 診療報酬の算定方法及び基本診療料の施設基準等が変わり各地の病院で不採算部門の病棟が閉鎖された。また、残った病棟も入院患者数を調整する必要に迫られている。
 医師や看護師の専門性を考えると、病棟の閉鎖は今後の地域中核病院の存立基盤をも揺るがす重大な事態を招来する可能性を含んでいると考えられる。