053-1

GPS
N35°43’27.9”
E139°37’42.0”

1991
画像



2003



2009




1991

エリア
053

住居
中野区鷺宮6丁目


付近の駅
西武新宿線
鷺宮駅
下井草駅

都バス
阿50
西武バス



付近の家並
鉄筋建
木造建寄棟造
木造建切妻造
木造腰折造

付近の河川
妙正寺川


付近の総合病院
川北総合病院
荻窪病院

居住環境
下井草駅の南口付近は商店街が多い。
商店街は纏まりのない猥雑な感じである。

北口へ廻ると寄棟造りの中級住宅街が多くある。
そこを抜け鷺宮に至る。

切り妻造りの細々とした小さな家が広がっている。
洋風建材で造られてはいるが腰折れ屋根造りの家がある。
家の配置から農家と思われる構成の敷地が現れる。

敷地の門が面している道路の反対側には生産緑地がある。
その一角は中級の注文住宅が建築中であった。

この地域は急速な市街地化の過程にあると考えられる。

この地域は農業生産に伴う伝統的生活様式としての文化があったであろう。
今後どのような文化が形成されるのか。

ここに移り住む人々にどのような街造りがイメージされているのであろうか。

医療環境



2009
WHOの統計によると、新型インフルエンザ罹患者数は2009.6.10までに27737人となっている。
南半球の地域は冬に向けて感染の拡大が懸念される。

中野区鷺宮付近の居住環境変化を見た。
2003年の変化後、大きな変化はない。
敷地の形状から類推すると、景気の変動よりも土地所有状況に規定されているようである。
賃貸の共同住宅が多い。
不在土地所有者の多い土地柄のようである。

一般的に、不在土地所有者が多い町は都市計画よりも土地建物の賃貸における採算が重視される。