052-1

GPS
N35°44’13.7”
E139°41’37.6”

1991
画像


2003




1991

エリア
052

住居
豊島区千川2丁目

付近の駅
有楽町線
千川

付近の家並
鉄筋建雑居ビル
木造建寄棟造

付近の河川
千川上水
谷端川

付近の総合病院
日本大学医学部附属板橋病院
東京都立豊島病院


居住環境
この付近は、新興副都心の池袋駅周辺の繁華街から2キロメートル余り離れた所にある。
ここ千川地区は閑静な住宅街である。

近年になって、池袋駅西口から環八へ通じる道の拡張に伴い、道路の両側からビルの波が居住地域を侵し始めている。
最近、住居表示が変更され資料とした2年前発行の地図や20年前の体験を基にした土地勘が全く役に立たなかった。

こうした体験上のギャップによって気づいた事がある。
街が居住地域から商業地域への変容過程の過渡期にあったことである。

土地利用は、水稲あるいは陸稲の耕地から野菜畑そして花畑へと変化して、次に居住地となるとは知っていた。
しかし、居住地が更に商業地に変化することはひとつの発見であった。

いずれ、特別区制度が市制度に変わる機会があれば次の様な変化が見られるだろう。
有楽町線千川駅付近は練馬市と板橋市そして豊島市を結ぶ合流点である。
この理由から、各市の制度改定の成果を示す競争を生むだろう。
その結果に拠り、大きく変容せざるを得ないであろう。

2009
昨日、アメリカ合衆国のオバマ大統領は予算教書を発表した。

必要な事業には予算を出す。
教育、医療、福祉などがその中心である事は明白である。
金融経済構造の修正も行うようである。
同時に、肥大化した財政の立て直し策も提出されている。
具体的でないという向きもあるようだが、直面する課題をひとつひとつ解決する手法であろう。

日本の政治状況について書きたいが、金融経済構造や実体経済構造の変革についての言及がない。
先ず、この事態を招来した原因を明示すべきである。

世界不況の嵐の影響が最大の原因ではない。
事態の予見は可能であった。
時期は経済統計の解析が必要であるが、その作業を専門とする政府機関及び政府系機関がある。
金融派生商品と呼ばれた証券擬きに対する規制を提言すべきであったろう。

過去の記事に書いたが、実体経済に於ける工場移転を主とした日本における勤労者の棄民状況を警告した。
この結果が生む消費の減退を予測した。
金融市場偏重の経済政策はバブル経済破綻を反省していない事に言及した。
世界的規模でこの状況が同時発生しただけである。

スェーデン王国政府はサーブ自動車救済の要請をにべもなく退けた。
自動車のターボエンジン開発の先駆である同社の破綻は残念な事である。
ただ、スェーデン国民の従業員は生活が保障されている。
税を一企業に廻す理由がないとのことである。

人々の実生活経済構造の安定が基本である。
その上で金融経済構造を再構築すべきである。