103-1

GPS
35°32’52.5”N
139°42’51.5”E


1991





2003










2010




1991

エリア
102

住居
大田区西六郷2丁目


付近の駅
京浜急行線
六郷土手

地下鉄


バス
都バス




付近の家並
木造建切妻造
木造寄棟造


付近の河川
六郷用水
多摩川



付近の総合病院
城南総合病院
社会保険蒲田総合病院



1991

居住環境

此所は嘗て乱開発があった。

美しい近郊農村地域は農道を舗装して車のための道と化した。

用水路は暗渠にしたままとなった。

畑は行き止まりの道に囲まれた居住地域へと変貌した。

この付近は昭和の初期と思われる区画整理事業によって造られた地域もある。
その事業内容はばらばらな家並の無計画さに特賞があった。

そして、今回の乱開発にそのまま引き継がれている。

以前の諸階級や諸階層が混在した地域の特徴は失われた。

共益社会関係から個人主義的な生活態度を中心とした利益社会関係へと変容した。



医療環境





2010.06

理念なき乱開発は利益社会関係が共益社会関係を崩壊させる過程であった。

何気ない町の風景は人々の実生活構造の変遷を物語っている。

人々の日々の営みが行われる事は平和な社会の現実的表象である。


軍事戦略優先の社会は決して平和な社会でない。

街の騒音も静寂も空爆の前により総てが失われる。


瓦礫の山は空虚な静寂を表象させる。

瓦礫の山は観念の世界だけであってもらいたい。


参議院選挙の一票は、次の日本地域の将来を示す一票となる。