GPS
N35°40’55.0”
E139°40’00.4”
1991
画像

2003

2009

1991
エリア
059
住居
中野区南台4丁目
付近の駅
丸ノ内線
方南町
都バス
渋66
宿91
方南八幡通り
付近の家並
木造建寄棟造
木造建切妻造
付近の河川
神田川
善福寺川
付近の総合病院
中野総合病院
1991
居住環境
甲州街道の笹塚から新青梅街道の江古田へ抜ける中野通りは環七のバイパスの様相を呈している。
現在16時、北上する車で身動きができない状態である。
家並は中流住宅街と比較すると乱雑である。
雰囲気は東京の西の下町である事を物語っている。
裏通りでは子供たちがボール遊びに興じている。
それを近所の主婦が見守っているという光景が見られる。
表通りの商店街は東の下町の商店街に似た造りである。
しかし、道の両側は間断なく植えられた街路樹がある。
その脇を歩く主婦の姿は、東の下町の主婦が表通りを闊歩しているのと違っている。
西の下町の主婦はセールスマン風の人波にも違和感なく溶け込んでいる。
店ではさっと買い物をしてゆく。
其のような無記名の通行人を装っているのである。
医療環境
家族構成は本人と妻そして子供であると推定される。
彼は医学について多くの知識を有していない。
思想はリベラルで、実生活面でも堅実な生活を送っている様子が窺える。
彼の妻が長期入院する事態が生じた場合、彼のこれまでの実生活に大きな影響は無いと推察される。
しかし、通勤事情は変化を余儀なくされる。
最寄りの駅が京王線笹塚駅であると推定される。
平日に病院を訪問する事を想定する。
自宅に寄って、あらためて病院を訪問する事になる。
或いは、通勤経路を丸の内線に変更する。
この何れかの選択を迫られる事になるのである。
2009
日本政府は、新型インフルエンザ対策として、外国からワクチンの輸入を検討している。
連日、こうした内容の報道がされている。
約5年程前からこうした新型インフルエンザ対策の検討会が本格的に開催されていた。
輸入する予定のワクチンはモックアップワクチンだろうか。
モックアップワクチンはパンデミックワクチンとも称されている。
モックアップワクチンは投与しながら副反応つまり副作用を評価する事になる。
政府は副反応による被害に対する補償を検討するとしている。
5年前に製薬に携わる企業側からの懸念が表明されていた事も影響しているだろう。
EU圏内の国はモックアップワクチンの問題点を議論し続けている。
モックアップワクチンであれば、慎重に臨床試験を行うべきであろう。
投与後の副反応を経過と共に見定めてゆかねばならないモックアップワクチンであってもである。
重篤な症状の患者が増えている。
他方、罹患者数に対する重篤な症状になる患者の割合は少ない。
更に、今後のウイルス変異が予測できないこともある。
しかし、ワクチン投与期間とウイルスの変異速度そして副作用の度合に重きを置いて判断すべきではない。
モックアップワクチンの投与が新型インフルエンザウイルスの変異を速める可能性はないのだろうか。
薬品の開発と使用は慎重であるべきである。