GPS
35°38’40.4”N
139°37’01.2”E
1991

2003



2010
略
1991
エリア
078
住居
世田谷区祖師谷2丁目
付近の駅
小田急線
祖師谷大蔵
地下鉄
略
バス
都バス
略
付近の家並
鉄骨鉄筋建共同住宅
付近の河川
仙川
三鷹用水
烏山川
付近の総合病院
総合病院下田病院
国立大蔵病院
1991
居住環境
環状道路八号線の船橋交差点からそう遠くない地域である。
ここは濃い緑に囲まれている。
また、団地特有のよそよそしさもあるが静かな所である。
この団地は各棟ごとの纏まりは感じられたが、棟と棟の結びつきは感じられなかった。
この点で渋谷区代官山住宅とは対象的な雰囲気である。
団地付近のゴルフ練習場は車での来客も多い。
団地の入り口の付近に車を止めるなど。落ちつかない環境である。
このような雰囲気も団地の中のつき合い方にも影響しているのかもしれない。
医療環境
通勤経路によって、日常的な病院訪問が可能になるか否かが決定される。
この付近は表通りから一歩裏通りに入ると人気も少ない。
寂れた感じである。
地域的な紐帯も少ないようである。
2010.03
チリ津波発生から既に1週間が過ぎようとしている。
地震や津波等の自然災害時は、諸個人にとって医療環境も大きく変化する。
自然災害は非日常的な出来事であるが、そうした事態が固定化すると日常に変わってしまう。
そうした状況だけは避けたい。
社会保障の充実は危機の事態を軽減するだろう。
現在の日本国は社会保障の充実に程遠い実情である。
日本は生活保護世帯の急増という現象が起きている。
基礎年金の最低補償支給世帯より生活保護世帯の所得が多いという背景もある。
新政権の基礎年金引き上げ政策は生活保護世帯の急増対策とセットで考慮する必要がある。
医衣食住という実生活構造に於ける最終消費活動は広義な意味での経済構造を活性化する基礎である。
財政学の基礎理念は政府財の蓄積問題では無い。
社会構造の変革によって富の偏在を防ぎ公平な再配分を目指す事に尽きる。
嘗て小泉内閣時代に、日本に於ける棄民政策の危機を警告した。
残念ながら、この危機は現実のものとなってしまった。
危機脱却は日本に棲む人びとの生産と消費のサイクルを取り戻す事である。
日本地域に生産拠点を充実させる為に国際金融構造を始めとする国債流通構造そして国際経済構造の節度ある規制が必要である。
節度の無い国債流通構造や生産拠点の輸出は小泉内閣の政策的失敗の一つであった。
国際経済構造の主要企業に対する優遇税制は撤廃すべきである。
日本国政府の政策に乗じた国際企業からの異議の声もあがるだろう。
企業経営理念の誤りである。
国内生産拠点を解体して、国外の安価な労働力に頼った海外生産拠点の創設を推進した結果である。
日本国内の自社で働く人々の生活に思いを寄せるべきであった。
企業経営理念の再構築をすべき時である。
他方、国内企業間の海外流出という競争を余儀なくさせた政策的側面を無視する事も出来ないだろう。
日本国政府は過去の政策的誤りを是正する為に、そうした国際企業の経営転換の為の資金的助成措置を検討する必要もあるだろう。