088-1

GPS
35°38’43.1”N
139°44’34.2”E


1991




2003



2005


2009




1991

エリア
088

住居
港区三田2丁目


付近の駅

京浜東北線
山手線
田町

地下鉄三田線
地下鉄浅草線
三田


都バス
田70
田90
田町駅東口
田87
反90乙
三田駅前



付近の家並
鉄筋建ビル
鉄骨筋建ビル


付近の河川
古川


付近の総合病院
東京慈恵会医科大学附属病院
東京専売病院
東京都済生会中央病院
北里研究所病院
東京船員病院



1991
居住環境
ここの地域の半分は寺と学校で占められている。

この辺りは三田、高輪、白金、実に学校の多い土地である。
しかし、ここの学生街の雰囲気はお茶の水界隈とは違ったものがある。

周辺がオフィス街である為にスーツ姿の会社員が闊歩している。
この為ばかりではないだろう。

書店の数は少なく、偶々見かけても専門書を置いていない。

その為であろうか、本を捜す学生が行き交う事はない。
近年、文系の学生は事象を深く掘り下げなくなったと云われる。

近年の社会自体の価値基準が単純化している為であろう。
また、個人の人格を潰す体制があらゆる社会階層で進行している為と思われる。

理系の学生は古い学説のなかで理論的完成を遂げなかった新分野において意欲的に挑戦している。
反面、古典的学説の再検討や基礎理論の再考察を躊躇している。

その理由は、この分野に対する企業社会の理解を得る事が難しい事由に拠る。

結果に対する評価がすぐに出ない基礎的研究を敬遠する。
対して、事象における対処的研究の先端分野を追っている。

この付近は大学の中に専門書を置く書店や図書館が完備しているようである。

従って、専門書店は必要はないのであろう。
しかし、専門書は学生や専門家の為だけにあればよいというものではない。
それは書店とそれを支える地域の人々にとってもひとつの文化である。

この近辺の大学は、都会のビル群という森に佇む孤独な学問の府という雰囲気である。
こうした閉鎖的な雰囲気の中でどんな文化が生まれるのか。
どんな学問を学び研究するのか。
甚だ疑問を感じる。

医療環境



2009
新型インフルエンザに罹患する人の数が急激に増えている。
しかし、街行く人でマスクを着用している人の数は少ない。

慣れの為であろう。

沖縄の米軍基地周辺の騒音は酷いようである。
嘗て、横田基地周辺で離発着する爆撃機に遭遇した事がある。

決して慣れるなどの対象ではない。
慣れの対象外である。
その音は暴力的である。

新型インフルエンザは一見すると暴力的ではないが、症状が重篤化すると非常に暴力的である。
可能な限り人混みを避けてマスクを着用するべきである。

慣れてはいけないと自戒している。