GPS
N35°44’12.7”
E139°41’40.5”
1991
画像

2003

1991
エリア
052
住居
豊島区千川2丁目
付近の駅
有楽町線
千川
付近の家並
鉄筋建雑居ビル
木造建寄棟造
付近の河川
千川上水
谷端川
付近の総合病院
日本大学医学部附属板橋病院
東京都立豊島病院
居住環境
この付近は、新興副都心の池袋駅周辺の繁華街から2キロメートル余り離れた所にある。
ここ千川地区は閑静な住宅街である。
近年になって、池袋駅西口から環八へ通じる道の拡張に伴い、道路の両側からビルの波が居住地域を侵し始めている。
最近、住居表示が変更され資料とした2年前発行の地図や20年前の体験を基にした土地勘が全く役に立たなかった。
こうした体験上のギャップによって気づいた事がある。
街が居住地域から商業地域への変容過程の過渡期にあったことである。
土地利用は、水稲あるいは陸稲の耕地から野菜畑そして花畑へと変化して、次に居住地となるとは知っていた。
しかし、居住地が更に商業地に変化することはひとつの発見であった。
いずれ、特別区制度が市制度に変わる機会があれば次の様な変化が見られるだろう。
有楽町線千川駅付近は練馬市と板橋市そして豊島市を結ぶ合流点である。
この理由から、各市の制度改定の成果を示す競争を生むだろう。
その結果に拠り、大きく変容せざるを得ないであろう。
2009
アメリカ合衆国は人工多能性幹細胞や胚性幹細胞の研究に対する助成を再開した。
政権によって180度の転換をすることが民主主義の特徴なのかもしれない。
何れにせよ、良いことだ。
当然の事ながら、一定の規制もしくは制限を行うらしい。
iPS細胞の研究は単に臓器再生に止まらず癌の治療に新たな道を開くだろう。
実体経済の裏付けを保たない金融派生商品は、細胞分裂の際に周囲の実体を無視して自己完結的に分化して癌化しているの似ている。
金融派生商品の規制は癌の発生を抑制するのに似ている。
決定的な違いは人々の意志が鍵であり重要な要因となっている事だ。
金融派生商品という獲物がある限り、金儲けに強欲な意志を持つ者はこぞって群がる。
法が人々の意志の結集であるならば、実体経済に根拠を保たない債権は法益を得るべきでない。
iPS細胞などの研究に関わる特許化に対して、とりわけ特許に関わる収益とその率については規制を設けるべきである。
多大な収益は係争を支えるだろう、無秩序な収益率は研究の倫理的規制や進歩の障害となるだろう。
この研究は収益を目的にしたものであってはならない。