GPS
N35°43’46.8”
E139°42’12.9”
1991
画像

2003

1991
エリア
061
住居
豊島区池袋
付近の駅
山手線
埼京線
東北線
丸ノ内線
有楽町線
東武池袋線
西武池袋線
池袋駅
付近の家並
鉄骨筋建
木造切妻造
付近の河川
谷田川
谷端川
付近の総合病院
東京都立大塚病院
財団法人癌研究会附属病院
日本大学医学部附属板橋病院
社会福祉法人聖母会聖母病院
居住環境
この街は約20年前には小さな店や仕舞屋しかなかった。
道路の拡張と有楽町線の延長により、山手通りと池袋西口方面へ行く通りが交差する十字路となった。
現在、繁栄の途上に在るようだ。
池袋の西口と東口の通りが直線で結ばれた時、この街の変容は激しいものとなるであろう。
多分、デパートを中心とした買い物客の賑わいばかりではなく新宿のようなオフィス街としての変容をも遂げるであろう。
池袋は新宿や渋谷と並ぶ新都心としての変貌を遂げる可能性をもっている。
しかし視点を変えると、都心部の多極化と居住生活者の排除となる結果を招来する可能性もある。
安易な予測は避けたい。
南青山交差点付近は高層ビルが建ち並び、その裏通りは居住地が広がっている。
都当局が大規模な災害時に火災の延焼を防ぐ防火壁を確保する目的によって都市計画を行った結果である。
大通りに面して耐火構造の高層ビルを建てるのを奨励したのである。
表通りが生活の場となるためには、住宅街の一部として耐火構造と消防法で定めた学校と同じだけの避難設備をした高層共同住宅を建設が奨励すべきだろう。
無人の都市を造るならば別であるが、人を運ぶ交通実態をも考慮すると都市東京が産業面だけを重視した機能都市としてのみの発達を遂げるのは不可能である。
2009
アメリカ合衆国のクリントン国務長官が来日した。
政治経済の著しい変動に対応した来訪である。
期待するのは変動の修復ではない。
チェンジつまり新たな体制構築である。
人々の実生活構造も変化を余儀なくされている。
国際関係も変化すべきである。
金融構造を見据えながらも実体経済を主軸とした国際協調体制を再構築すべきである。
街の変化は限定的である。
しかし、そこに住む人々の変化は大きい。
だが、思いは変わらない。
医衣食住の保証である。
そこを基盤に享楽を甘受する余裕が生まれる。
政治に求めるのは医衣食住の保証である。