GPS
35°38’37.7”N
139°40’23.9”E
1991

2003




2010
略
1991
エリア
074
住居
世田谷区太子堂2丁目
付近の駅
東急新玉川線
世田谷線
三軒茶屋
地下鉄
半蔵門線
三軒茶屋
バス
都バス
宿91
若林駅前
付近の家並
鉄筋建雑居ビル
木造切妻造
付近の河川
目黒川
蛇崩川
付近の総合病院
自衛隊中央病院
国立東京第二病院
1991
居住環境
この地域は古い時期に河川の暗渠化による径を遊歩道としたようである。
すでに暗渠のコンクリートは角が朽ち、ひび割れから草が勢いよく葉を伸ばしている。
三軒茶屋から下北沢へ抜ける道に沿って商店街が繁盛している。
三軒茶屋交差点付近の急激な副都心化の兆しに戸惑いすら覚えた。
交通量の多い表通りの裏は人だけが行き来できる暗渠の遊歩道がある。
その遊歩道に沿って居住する人々の暮らしがあった。
ここを生活の場とする人々の表情は静かである。
どこにも暗渠に救われる暮らしがある。
医療環境
家族構成は老親と本人と妻そして成人した子供と未成年の子供であると推察される。
彼は医学知識と一般教養共に豊富に有している。
思想は保守的である。
夕食材の購入など実生活は堅実に営んでいる。
彼の妻が長期入院する事態が生じた場合、老親が健康である限り、この家族構成において実生活への影響は少ないと推察される。
老親が病弱でデイケアセンターや病院等を利用しなければならない状態であったならばどうであろうか。
この場合、彼若しくは成人した子供がデイケアセンターや病院へ老親の送り迎えする事になる。
実生活上も少なからず影響を受けるだろう。
2010.02
民主党公約の高速道路無料化は大きく崩れた。
他の連立政党の意見を取り入れた結果なのだろうか。
土曜日と日曜日、1000円高速道路をつなぐ一般道の通行量は増している。
首都高速道路の利用料金は1000円と比較しても高い。
嘗て、東京オリンピック後に首都高速道路無料化の可能性を示しながら土地収用を行っていた。
高速道路の完備による交通渋滞の解消となる筈であった。
交通渋滞は増え続けた。
そして、道路も増え続けた。
結果は都市東京のひとびとの紐帯を解体したのみであった。
東京オリンピック招致によるバラ色の幻想は既に崩壊済である。
今回の東京オリンピック招致が失敗した一因であろう。
首都高速道路や東名高速道路などの無料化に期待して民主党に一票を投じた国民も多い。
財政上の問題等があろうが、料金体系の見直しは為すべきである。
また、主要幹線道路と住宅街の道路を迂回通行する車両の、通行量と流れの変化を調査をすべきである。
医療環境に及ぼす影響を測定する事が必要である。
例示すると、調査資料として有効であろう救急車などの緊急車両の運行日誌などの記録部分である。
渋滞等による搬送時の障害物の、日周変化や週間変化そして月間変化を調べる事も有効であろう。
人々の紐帯が政策により生成し消滅する事も多い。