053-3

GPS
N35°42’04.7”
E139°40’06.9”

1991
画像



2003



2009




1991

エリア
053

住居
中野区松ヶ丘2丁目


付近の駅
西武新宿線
鷺宮駅
下井草駅

都バス
阿50
西武バス



付近の家並
鉄筋建
木造建寄棟造
木造建切妻造
木造腰折造

付近の河川
妙正寺川


付近の総合病院
川北総合病院
荻窪病院

居住環境
下井草駅の南口付近は商店街が多い。
商店街は纏まりのない猥雑な感じである。

北口へ廻ると寄棟造りの中級住宅街が多くある。
そこを抜け鷺宮に至る。

切り妻造りの細々とした小さな家が広がっている。
洋風建材で造られてはいるが腰折れ屋根造りの家がある。
家の配置から農家と思われる構成の敷地が現れる。

敷地の門が面している道路の反対側には生産緑地がある。
その一角は中級の注文住宅が建築中であった。

この地域は急速な市街地化の過程にあると考えられる。

この地域は農業生産に伴う伝統的生活様式としての文化があったであろう。
今後どのような文化が形成されるのか。

ここに移り住む人々にどのような街造りがイメージされているのであろうか。

医療環境



2009
WHOは新型インフルエンザのパンデミック警告段階を5から6に上げた。
汎発流行6段階は世界的流行であると判断したという内容である。
新型インフルエンザは現状に於いて弱毒性である。
感染力の強さが際立っている。
強毒性に変化する前に流行を終わらせたい。

今回の新型インフルエンザの流行は都市の脆弱な一面を露呈させた。
山間や海上から見ると、都市の力強さは人々の営みと連携によって支えられていることがわかる。
この人々の交流はマナーによって支えられている部分がある。
満員電車は個人が為しうるマナーの限界を既に超えている。
早急な対策が必要である。

日本政府はWHOの警告6の状況に対応して新方針を検討中のようである。
基本軸を移行させ、重症患者を選別し対応してゆくとの事らしい。

課題は重篤する可能性がある軽症患者の選別である。
原則的なマニュアルは必要である。

課題のひとつを上げると次のようなケースである。
いわゆる持病を持つひとや確定診断の無い症状を抱えているひとで軽症の者が診療機関を来訪した時である。
潜在的疾患が疑われるときに検査をして総合的な判断をするのか否かである。
短時間での選別作業では不可能と思われる。

現状は重篤患者に対して救命措置や緊急入院などで対応している。
この状況と比較して、何処が異なる対応となるのかを明記すべきであろう。